2024年11月05日
歯周病というのは歯周病菌と言われる細菌が歯周ポケットに入り込みその中で悪さをすることで起こっている病気です
悪さをする⁉とは?
上のイラストの左側は正常なものです
歯茎の腫れもなく 歯を支える骨『歯槽骨』がしっかり上の方まであります
一方右側は歯茎に炎症があり『歯槽骨』が溶けてしまっています
歯茎に炎症があったり この歯を支える骨『歯槽骨』が溶けてしまう事が悪さをするです
歯槽骨が溶ける原因は歯垢(プラーク)と言われる細菌の塊=歯周病菌が歯槽骨を溶かしやがて歯が抜けてしまいます
この歯槽骨が溶けるときに痛みなどの自覚症状がなく進行するので歯周病菌は別名『サイレントキラー(静かな殺し屋)』とも呼ばれます
ちょっと怖いような響きですね♆😥
大人になってくるとほとんどの方が歯周病菌を持っています それなのに歯周病菌を持っていても歯周病を発症しない…という方がいるのも事実です
なぜ違いがあるのか⁉歯周病は歯周組織の抵抗力(体の防御力)とバイオフィルムの高病原性化(細菌の攻撃力)のバランスが崩れた時に起こりやすくなります
体の防御力や抵抗力が高い方は歯周病菌は悪さできず発症しません
逆に、体の防御力や抵抗力が低かったり 細菌の攻撃力が高く 細菌の数がいるのも多かったりすると悪さをし始め歯周病を発症してしまうのです
しかし口の中の歯周病菌というのは残念ながらゼロにすることはできないのです
ですのでお家のセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアで歯周病菌をコントロールすることで歯周病を落ち着かせることが大事です
当院では、しっかりと検査を行った上でそれぞれにあった歯周病治療を行なっております。
ご興味のある方はぜひ当院にお越しください✨⭐